目次
引っ越しで冷凍庫を安全に運ぶポイント
① 警告・前日の準備
- 1〜2日前には中の保存食を使い切り、電源を切って霜取り・水抜きを完了させておく必要があります。霜が残ると運搬時に水漏れや故障の原因になるためです。庫内の氷は全て捨て、排水経路と蒸発皿の水も拭き取ってください。扉や棚は固定または外しておきましょう。
② 運搬時の姿勢・梱包
- 冷凍庫は必ず縦置きでの運搬が推奨されており、一時的な横倒しでも社内から極力避ける必要があります。どんなに短時間でも横倒し運搬をするとコンプレッサー機構の潤滑オイルと冷媒ガスが偏りやすくなり、運転後に異音や冷却不良、水漏れなどのトラブルが発生しやすくなります。
③ 設置後の静置タイミング
- 新居に設置した後は、最低1時間以上、できれば6〜24時間程度の静置時間を確保してから通電するのが安全です。庫内ガスとオイルが安定しないうちに電源を入れると故障リスクが高まります。
✅ 一目でわかるチェックリスト
項目 | 内容 |
---|---|
運搬前 | 中身の整理・霜取り・棚や扉の固定やテープ止め |
運搬姿勢 | 立てた状態で搬入が基本(横倒しは禁止) |
梱包材 | 毛布・緩衝材・固定ベルトで本体を保護 |
搬入後の放置時間 | 最低1時間、可能なら6〜24時間の静置が望ましい |
電源投入後の確認 | 異音・冷却温度・水漏れをチェック |
🎯 まとめ:冷凍庫は慎重かつ丁寧に扱おう
引っ越しで冷凍庫を運ぶときは、**「中身を空にする」「霜や水を完全に除去」「縦置き輸送」「長めの静置時間」**という一連のステップを守ることで、故障や食品ロスを防ぎ、長く安心して使うことができます。
引っ越し当日に慌てないためにも、事前の準備と業者(または自分で搬入する場合)のスケジュール調整が肝心です。ゆっくり冷やしましょう 🧊
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